PostScriptに出力させるには

使用例

最も簡単な例
IDL> set_plot,'ps'
IDL> 作図コマンド…
IDL> device,/close
EPSにカラー出力する例
IDL> set_plot,'ps'
IDL> device,filename='idl.eps',xsize=12,ysize=12,/color,/encapsulated
IDL> 作図コマンド…
IDL> device,/close
PSに用紙方向をlandscapeで出力する例
IDL> set_plot,'ps'
IDL> device,filename='idl.ps',/landscape
IDL> device,/close

解説

必要な作業は(通常)三つ(最低二つ)。
  1. set_plot,'ps' で出力先をPostScriptファイルにする。
  2. コマンド 出力指定子 出力先
    set_plot 'ps' PostScript
    'x' Xウィンドウ(既定値)

  3. device,... で出力ファイルの属性を指定する。省略可。
  4. オプション 意味
    filename= 出力先ファイル名 (省略値はidl.ps)
    xsize= 出力ファイルの幅(cm)
    ysize= 出力ファイルの高さ(cm)
    /color カラーでの出力指定 (省略値は白黒)
    /encapsulated EPS形式での保存指定 (省略値はPS形式)
    /landscape PS形式での用紙方向指定 (省略値はportrait)
  5. device,/close で出力ファイルを閉じる(PSファイルにフッターを書き込む) 。

備考

出力先を画面に戻すには
IDL> set_plot,'x'
とすれば良い。

注意

lanscape指定した場合、原点の位置を用紙のどこにとるかをxoffset,yoffset で指定する必要があるかも。