IDLとは

IDLとはInteractive Data Languageの略だそうで、多数の数学解析機能とグラ フィックス表示機能を備えた言語。MatLabに近い。対話的(インタラクティブ) なので、解析・作図にかかる手間が少ない(解析ツールには極めて大事な要素 と感じる)。

長所

  1. 対話的
    1. コンパイルせずにそのままコマンドを打っていける。(コンパイルすることも可能。)
    2. 一度読み込んだデータはIDLを終了しない限りメモリー上に残っているた め、再度読み込む必要は無い。この断面がこうなら、あの断面はどうかな?と 思ったときに、手間なく表示できる。
  2. 作図機能に関する利点
    1. 豊富な組み込み関数。
    2. 豊富な画像処理関数
    3. 豊富な出力形式(PS,EPS,JPEG,...)
    4. 動画作成も容易
  3. 解析機能に関する利点
    1. 豊富な組み込み関数。

短所

  1. 言語が甘い。Fortran程厳しくないので、プログラム作成が楽な反面、ミ スに気づきにくい。
  2. 日本語のマニュアルが少ない。
  3. 高い。