名古屋大学地球水循環研究センター(Hyarc)共同利用研究

代表:久保田雅久(東海大学)、受入れ教員:森本昭彦(名古屋大学Hyarc

今回の開催雑用掛 根田昌典(京都大学)konda@kugi.kyoto-u.ac.jp 075-753-3923

 

大気海洋相互作用に関する研究会

 

 黒潮続流域では、冬季に大量の熱が海洋から大気に輸送されている。それと

同時に蒸発活動も活発で、大量の水が海洋から大気に移動していると考えられる。

そこで、この海域での海面での大気海洋相互作用を詳細に調べることは、地球全

体の水循環を考える上に、非常に重要である。大気海洋相互作用の本質的な部分

は海面での各種フラックスであるが、海洋や大気に対する海面フラックスの影響を

明らかにすることとは表裏一体の関係があり、どちらも重要な研究課題である。そ

こで、海面フラックス、海洋混合層、大気混合層の3つの分野の代表的研究者を一

同に集め、この海域の大気海洋相互作用に関する研究レベルを飛躍的に発展させる

ことが、この研究集会の主な目的である。

 

 

日時:1116日(金)、17日(土)

場所:関西セミナーハウス(〒6068134 京都市左京区一乗寺竹ノ内町23

 

大気海洋相互作用研究会のしおりNEW!PDFにしました(両面印刷の時は短辺とじ(上)にしてください)

 

連絡事項NEW!

 

セミナーハウス敷地イラスト

 

大会参加費:無料

宿泊費等:学生以外 16,000円、学生 11,000円 (宿泊・食事・懇親会・拝観等全て込み)

 

大会プログラム

 

日付

時間

12:30

送迎

セミナーハウス車7名、根田4

13:00

送迎

セミナーハウス車7

13:00

受付開始

会場設営

1116

13:30

久保田雅久

開会アナウンス

1116

13:40

喜多 俊之

東北大学大学院地球物理学専攻地球環境物理学講座

13:40

北太平洋亜熱帯循環北西部における中規模渦に伴う溶存酸素濃度変動

14:00

西川 はつみ

三重大学大学院生物資源学研究科

14:00

20127月の3隻同時ラジオゾンデ観測で捉えられた現象

14:20

物部 智徳

京都大学大学院理学研究科地球惑星科学専攻

14:20

暖水プールの蓄熱・放熱過程に対する局所的な大気海洋変動の影響

14:40

上野 浩史

岡山大学大学院自然科学研究科

14:40

インド洋における大気海洋相互作用に関する研究

15:00

休憩

15:20

緒方 香都

三重大学大学院生物資源学研究科

15:20

大気大循環モデルを用いた南極周辺の海氷が大気循環に与える影響

15:40

窪田 雅也

九州大学大学院総合理工学府

15:40

大気・海洋におけるエクマン境界層の相互作用

16:00

吉澤 枝里

東京海洋大学大学院

16:00

北極海海氷減少に伴う海氷運動強化

16:20

古市 尚基

国立環境研究所 地域環境研究センター

16:20

Large Eddy Simulation (LES) に基づく海洋混合層モデルの有効性の検証

17:30

能楽鑑賞

18:30

夕食

19:20

曼殊院拝観

1117

7:30

朝食

8:40

吉岡 優里

岡山大学大学院自然科学研究科

8:40

渦相関法による海面熱フラックスの品質管理について

9:00

安藤 雄太

三重大学大学院生物資源学研究科

9:00

渦相関法観測システムがとらえた乱流フラックス

9:20

村中 里衣

北海道大学大学院環境科学院

9:20

黒潮海域における海上風非地衡風成分と大気境界層の関係

9:40

加古 真一郎

愛媛大学沿岸環境科学研究センター

9:40

長江希釈水が励起する東シナ海の大気応答

10:00

休憩

10:20

濱野 五月

長崎大学大学院水産・環境科学総合研究科

10:20

東シナ海における黒潮が梅雨期の大気循環に及ぼす影響

10:40

志村 曜輔

東京海洋大学大学院海洋科学技術研究科

10:40

北太平洋亜熱帯循環北西部における塩分の長期変動

11:00

桂 将太

東京大学大気海洋研究所

11:00

北太平洋回帰線水の形成域における季節・経年変動とそのメカニズムおよびサブダ

クト過程

11:20

亀田 傑

東海大学大学院地球環境学研究科

11:20

全球海上風データセットを使用した10年スケール変動の解析

11:40

休憩

12:00

昼食

1117

13:00

小林 央

東北大学大学院地球物理学専攻地球環境物理学講座

13:00

北太平洋西部亜寒帯域における海面水温前線の長期変動

13:20

日原 勉

東海大学海洋学部

13:20

人工衛星データから推定された海上大気比湿が有するバイアスの改善

13:50

富田 裕之

名古屋大学水循環研究センター

13:50

JKEOブイにおける海面flux変動

14:10

岡 英太郎

東京大学大気海洋研究所

14:10

KH-13-3白鳳丸航海について

14:20

久保田雅久

東海大学海洋学部

14:20

総合討論

時間があれば

15:00

轡田邦夫

東海大学海洋学部

15:00

白鳳丸2013年度航海(KH-14-1)の打ち合わせ

 

参加者一覧 NEW!

 

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