二次元データの等値線図を描くには

使用例

IDL> x=findgen(101)
IDL> y=findgen(51)
IDL> data=fltarr(101,51)
IDL> for i=0,100 do for j=0,50 do $
IDL> data(i,j)=sin(!pi*x(i)/100.)*cos(!pi*y(j)/100.)
IDL> contour,data,x,y,title='contour sample',xtitle='x',ytitle='y'

解説

contour,data[,x,y[,options]] 座標値がそれぞれ x,y である 二次元データ data の等値線を描く。x,y が省略された場合は配列要素番号が 座標値になる。
data 二次元配列
x 一次元配列(dataのx座標を格納)。配列の要素数は data の 一次元めの要素数と同じでなければならない。
y 一次元配列(dataのy座標を格納)。配列の要素数は data の 二次元めの要素数と同じでなければならない。
主要なオプション
levels=array 等値線の値。配列で指定可能(昇順にすること)。
c_colors=array 等値線の色(0-255)等値線の数と同じだけ 指定する(等値線を指定した配列と同じ要素数を持つ配列にすること)。
title=string 図のタイトル。
subtitle=string 図のサブタイトル。
xtitle=string x軸のタイトル。
ytitle=string y軸のタイトル。
/fill 等値線間を塗りつぶす。

備考

findgen,fltarr 配列を作成するための組み込み関 数。配列を作成するには参照。
for ... do ループ処理(Fortranでいうところの do ルー プ)。ループ処理させるには参照。
$ 次の行に継続することを示す。
!pi 円周率の組み込み定数。
sin,cos 正弦・余弦の組み込み関数。

注意