ファイルからデータを読み込むには

使用例

IDL> openr,1,'read.txt'
IDL> readf,1,format='(3i5)',im,jm,km
IDL> readf,1,format='(3e15.8)',dx,dy,dt
IDL> readf,1,format='(f7.3)',rg
IDL> close,1
IDL>
IDl> u=fltarr(im,jm)
IDL> v=fltarr(im,jm)
IDL> openr,2,'read.dat'
IDL> readu,2,u,v
IDL> close,2

解説

openr,n,filename filenameと いうファイルを読み込み専用として、装置番号nに割り当てて開く。
readf,n,format=spec,var 装置 番号nに割り当てられたファイルから、書式specで、変数 varを読む。
readu,n,var 装置番号nに割り 当てられたファイルから、変数varをバイナリーで読む。
close,n 割り当て装置番号nのファイルを 閉じる。

備考

  1. 書式指定子の記述法はfortranと同じ。
  2. 配列に読み込む場合は、配列を宣言しておかなければならない。
  3. fltarr については 配列を作成するには 参照。

注意

  1. 書式つきで書かれたファイルは書式つきで読み込む。
  2. 書式無しで書かれたファイルは書式無しで読み込む。
  3. 配列の一部分だけに代入することはできない(みたい)。